事業紹介
過酸化水素による
殺菌・除染方法
過酸化水素は、米国や欧州では、ホルムアルデヒドが使用不可となった際に多くの施設で導入されました。国内でも複数のメーカーが参入している、ホルムアルデヒド代替法の代表的な殺菌・除染法です。
過酸化水素は芽胞形成菌を含む細菌、真菌、ウイルスにも有効とされており、アイソレーターやRABS内に組み込まれた製品などがあります。高い殺菌・除染効果が期待される一方、設備への影響や極わずかな残留性が、細胞培養に影響を及ぼすなどの懸念が指摘されています。
・噴霧殺菌・除染(専用機器によるDRY法)
殺菌・除染効果判定にはCI(ケミカルインジケーター)による濃度確認と、BI(バイオロジカルインジケーター/ log6の芽胞菌)の発育がないことを確認致します。
※腐食性(特に火膨れ)があるため使用には十分な注意が必要
9:00
養生、機器・BI配置
4時間
13:00
噴霧開始
2時間
15:00
噴霧終了・ホールド
1時間
16:00
分解・エアレーション
3〜9時間
翌9:00
10:00
養生・機器・BI撤去
※作業スケジュールは作業内容や機器の台数、養生の度合により異なります。
画像準備中
・専用の機器を使用する
・施工前の温湿度や空気の流れの条件設定が重要
・腐食性、特に火膨れに対して、対象物への影響を事前に調査することが重要
・第十七改正日本薬局方に除染剤として明記
医薬品・医療機器製造、研究施設、他
室内殺菌