IKARI 株式会社イカリステリフアーム

Service

事業紹介

イカリの除染(殺菌)の歴史The history of ikari

イカリグループでは、65年前にイカリ消毒株式会社を設立し、その名の通り消毒・除染業務に取り組んで参りました。社会のニーズに合わせて除染業務も高度なものへと変化を遂げる中、常に最先端の技術を追求し、現在では業界のリーディングカンパニーの一つとなっております。

除染(殺菌)の歴史History

除染法の代表的な方法として、数十年もの長い期間、ホルムアルデヒド(ホルムアルデヒドガス)による手法が用いられてきました。しかし近年、ホルムアルデヒドには発がん性が報告され、海外では使用を禁止する国が増え、国内でも環境やヒトの安全性に考慮した方法でなければ使用はできません。このような現状から、除染法はホルムアルデヒドに代わる方法が注目されるようになっています。

ホルムアルデヒド代替法Alternative Method

ホルムアルデヒドの発がん性が問題提起されてから、海外では代替法への切り替えを余儀なくされ、国内でもバイオクリーンルームを中心に切り替えが進んでいます。第十七改正日本薬局方では除染剤としてホルムアルデヒド以外に過酸化水素、過酢酸が明記され、その他の薬剤に関しても、その有効性と安全性が確認された除染剤は使用することができると記載されています。
イカリステリファームは常に進歩する先端技術を導入しており、安全で高い効果の得られる除染サービスを皆様にご提供していけるよう日々努力しています。

製品・サービスの主な
提供先施設と関連法令Environment

製品 or 方法 フィールド・用途・用法 法令・省令等EU・USA 法令・省令等JAPAN
スポアクレンズRTU ・医薬、精密機器工場
・実験動物施設
FDA 認可
EPA 承認
CDC 推奨

USP-1072 CE マーク取得
日本薬局方 17 改正により
「参考情報」項に掲載
(別紙参照)
消毒剤:過酢酸、過酸化水素
除染剤:過酢酸、過酸化水素
    ホルムアルデヒド

有効性・安全性が確認されたものは使用可
但し、バリデーションは必要
スポアクレンズRTU CR ・再生医療関連施設
(CPC・CPF)
スポアクレンズConc【劇】 ・医薬、精密機器工場
・実験動物施設
ホルムアルデヒド【劇】 ・医療、既存使用施設
・安全キャビネット
基本的に使用しない
二酸化塩素ガス【劇】 ・実験動物施設
・安全キャビネット
NSF/ANSI49
安全キャビネット 除染方法として記載

ANSI(米国規格協会):American National Standards Institute

各消毒・除染(殺菌)方法の比較Comparison

比較項目 ホルムアルデヒド 過酸化水素 二酸化塩素 過酢酸
①安全性 ×:発がん性
許容濃度:0.75ppm
×:劇物指定(>6%)
TLV-TWA:1ppm
×:急性毒性
TLV-TWA:0.1ppm
TLV-STEL:0.3ppm
〇:使用濃度では安全
TLV-TWA:定め無し
②有効性 △:耐性菌報告有
③残留毒性 ×:有 ×:有
④腐食性
⑤後処理 中和・排気・拭取 中和(分解)・拭取 吸着・換気 排気・拭き取り

TLV-TWA:アメリカ労働安全衛生局の定める1日8時間又は
週40時間暴露基準、TLV-STEL 短時間曝書許容濃度

消毒・除染(殺菌)方法の紹介Method

下記の項目名をクリックすると、
それぞれの方法の詳細がご確認頂けます。