IKARI 株式会社イカリステリフアーム

Service

事業紹介

バイオハザード対策用
クラスⅡキャビネットの
除染・現場検査

バイオハザード対策用クラス II
キャビネットの定期検査

『感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律』の改正により、点検・維持管理が義務化されています。

施設の構造及び設備の技術上の基準一覧(施行規則第31条)
1種病原体等 2種病原体等 3種病原体等 4種病原体等
バイオハザード対策用
クラスⅡキャビネット
○(高度:クラス III) ○(クラスⅡ以上) ○(クラスⅡ以上) ○(クラスⅡ以上)
維持管理(点検) 年1回以上 年1回以上 年1回以上 定期的

出展:厚生労働省ホームページより作成https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kekkaku-kansenshou17/03.html

その他、バイオハザード対策用キャビネットの性能検査に関連する規格・指針等には次のものがあります

・各社メーカー基準
・実験室バイオセーフティ指針(WHO第3版)
・JIS K 3800「バイオハザード対策用クラスⅡキャビネット」

JACA(日本空気清浄協会)や各メーカーの点検推奨時期
・設置時
・定期的(毎年)
・部品交換終了後、その他

【安全キャビネット点検の意義】
安全キャビネットに不具合が発見された場合、使用者も試料も汚染されるリスクがあります。
「風が吹いているから正常に稼働している」は誤りです。
定期的な点検を行わないと、いつからリスクがあったのかも分かりません。
定期点検を行っていないご施設は、作業者・検査結果・試料・細胞等を守るために、定期点検の導入をお勧め致します。

イカリステリファームでは、お客様の現状とご要望に合わせた点検プランをご提供致します。お気軽にご相談ください。

現地での現場検査概要について
(弊社での実施内容)

検査項目 内容
HEPA、ULPA
フィルター透過率測定
HEPA、ULPA フィルターのフィルター面をパーティクルカウンタ・フォトメーターで走査
流入風速測定 各メーカー指定の方法で測定
例 : 前面シャッターを 200mm 上げた状態で、開口部の風速を測定
吹出し風速測定 各メーカー指定の方法で測定
作業台内
塵埃数測定
作業台上 200mm の位置で 1 立方フィート中の塵埃数を計測
気密検査 本体前面及び排気口に気密板又はビニールカバーを取り付け、本体内部を500Paに加圧し30分後の圧力低下 を測定
各部確認 ①蛍光灯・殺菌灯点灯確認
②前面シャッター開閉動作確認
③保護装置動作、警報作動確認

▶検査及び整備作業を実施する前には、キャビネットを除染していただく必要があります。
※除染は弊社にて代行可能です。

【カタログ】二酸化塩素ガス除染TSCLOO
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