事業紹介
過酢酸系除菌剤による
消毒・除染方法
過酢酸系除菌剤は、ホルムアルデヒド代替法として、近年注目されている消毒・除染法です。国内でも第17改正日本薬局方に、ホルムアルデヒド・過酸化水素に次いで、除染剤として明記されました。芽胞形成菌を含む細菌や真菌、ウイルスにも有効で、室内除染での耐性菌報告はありません。また、安全性の高さから、施工後はエアレーションのみで入室が可能で、作業時間を大きく短縮することが可能です。
弊社では、過酢酸系除菌剤を採用しています。それぞれEPA(米国環境保護局)認定かつCEマークを取得しており、世界基準の高い安全性と非残留性、除染効果が得られます。
・噴霧消毒・除染(専用の機器を使用し、気相中に 10μm程度の粒子として噴霧するドライフォグ法)
・清拭・・・天井・壁・床・設備の清拭による消毒・除染
・浸漬・・・設備・器材・配管の浸漬による消毒・除染(CIP洗浄にも対応)
ドライフォグ法においては、除染の効果判定には BI(バイオロジカルインジケーター/ log6の芽胞菌)を用い、施工後の菌の発育がないことを確認致します。
浮遊菌検査、付着菌検査等もご要望に応じて実施可能です。
※腐食性があるため使用には注意が必要
9:00
養生、機器・BI配置
3時間
13:00
噴霧開始
1〜2時間
噴霧終了・ホールド
1〜2時間
エアレーション(空調)再開
1時間
18:00
養生・機器・BI撤去
※作業スケジュールはドライフォグ器の台数、養生の度合により異なります。
※新施設実施時にはウォーターバリデーションを行います。
・専用の機器を使用する(正しい効果を得るためには、適切な装置の使用が求められる)
・温湿度や空気の流れの管理が重要
・第十七改正日本薬局方に除染剤として明記
・国内の需要は右肩上がり
・EPA(米国環境保護局)認定品
・CE マーク取得
医薬品・医療機器製造、再生医療 CPC・CPF、化粧品製造、食品工場、医療機関、 精密機器開発・製造、研究施設、施設立ち上げ時の消毒・除染、実験動物施設、他
噴霧消毒・除染、壁、床、器材、配管、RO膜の消毒・除染、クリーンルームの製造ラインや金型の消毒・除染
過酢酸系除菌剤を使用した除染は、イカリグループとして、15年以上の施工経験があります。依頼件数は年々増加し、毎年100件以上の除染作業を実施しています。施工実績のあるお客様のリピートのご依頼が、施工件数の増加に繋がっています。