無菌操作が必要とされる医薬品製造施設や特定病原体などを扱うBSL施設においては、これまで除染の手段としてホルムアルデヒドガスによる無菌化が選択されてきました。しかし、近年、ホルムアルデヒドの発がん性が報告され、海外では使用を禁止する国が増え、国内でも代替法の検討が進んでいます。
日本では2014年にPIC/Sに加盟してから、国際標準化の流れが強まっています。2017年の第17改正日本薬局方において、除染剤として過酢酸が明記され、ホルムアルデヒドガスに代わる除染方法として過酢酸を取り入れる動きが加速しています。

その中で、米国ＦＤＡの認可、ＥＰＡの承認を得ており、運用方法においてはＣＤＣの認可を受けている過酢酸系除菌剤の優位性に我々は注目し、関連企業・団体や研究機関と共に代替法の研究開発を進め、市場にサービスを提供することで、バイオ、医薬、再生医療、研究施設などにおいて国内随一の実績を積み上げてきました。

【イカリの実績】
・業界をけん引する施工経験
・過酢酸系除菌剤を使用した除染件数：年間100件以上

イカリステリファームが持つ高い専門性と、イカリグループの持つ全国約100拠点、約1500名による多様なソリューションの提供を通して、より安全性・確実性の高い施設の維持管理のために、日夜努力を重ねられている皆様方の一助となれるよう邁進してまいります。
また、微生物をはじめとする各種検査機関や、オリジナル商品の研究開発機関を持ち、専門的な知識を生かしたハイクオリティな商品やサービスを提供し続けています。